コックの仕事について

コックの仕事ははホテルのレストランや西洋料理専門店で出されるフランス料理などの洋食料理を、味だけでなく、見た目にも美しく作り上げます。
西洋料理調理人・洋食調理人ともよばれています。
コックの上にいて全体を統括する料理人をシェフ(料理長)といい、シェフが決めたメニューや調理法に従って、材料を洗う・切るなどの下準備、ゆでる・油で炒める・焼く・スープ類をつくるなどの調理、皿への盛りつけなどを行います。
小さい店ではほとんどの作業をひとりで行うこともありますが、大きなレストランでは仕事が分業化されています。
肉や魚を仕分けて調理するブッシェ、ソース類を作るソーシェ、オードブルやサラダを専門に作るガルド・マンジェ、スープや野菜の仕込みをするアントルメティエ、パンやデザートを作るパティシエに分かれています。
作業に応じて、さまざまな道具を使いながら料理します。
いため鍋・ブイヨン鍋・鉄板・湯わかし・漉し器・ナイフ・木のシャモジ・掻き立て器などがあります。
最初は下回りの仕事から順番に覚えます。
いろいろな道具を片付ける鍋洗いや先輩からの指示により材料の用意や下ごしらえをする追い回しを経て、サンドイッチやサラダといったコール物やオードブルを作るようになり、7~8年たつと火を使うストーブ前に立ち、実際に調理をするようになるのです。
特別な学歴や資格は必要ありません一般的には高校卒業後、または調理専門学校で基礎を学んだ後にレストランで修業します。
一人前になるまでに10年かかるといわれていますが下積み時代の経験は一人前のコックになる重要な基礎となるのです高い技術を身につければ、将来的にシェフになる、あるいは独立・開業することが可能なのです。
また、より有利な条件で他の店にスカウトされることもあります。
料理について関心が強いこと、味覚がすぐれていること、また長い下積み期間があるので、忍耐心や向上心が求められる仕事なのです。